大人ひとりの頭の重さは体重の約10分の1の重さがあります。
体重50キロの方であれば約5キロあり、それだけの重さを首と肩が支えています。
特に日本人は首から肩の骨格や筋肉が欧米人よりも華奢なため肩こりを起こしやすいと言われています。
厚生労働省の「国民生活基礎調査(2019)」でも「肩こり」は日常生活で自覚している症状で、女性では1位、男性では2位になっているほどです。
肩こりを引き起こす要因としては、筋肉の疲労と血行不良、末梢神経の傷などが主に挙げられ、肩甲骨周囲に位置する筋肉に症状が起きます。
また姿勢、運動不足、過労、寒冷、ストレス、自律神経の乱れなども原因です。
《日常生活での主な原因》
✅姿勢
長時間同じ姿勢でのデスクワーク、首や背中が緊張するような姿勢での作業、猫背、などで血行不良を起こします。
✅運動不足
運動不足だと筋肉の緊張や疲労が起こりやすくなって血行不良を招きます。
✅眼精疲労
パソコンやスマートフォン、ゲームなどの長時間使用、メガネの度が合っていない、ブルーライトや紫外線、睡眠不足などは目を疲労させ肩こりの原因になります。
✅ストレスによる緊張
肉体的・精神的なストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経(交感神経系)の働きが活発になり、肩周辺の筋肉が緊張して肩こりの原因になります。
《よく聞かれる肩こりQ&A》
Q.肩こりは温めたほうがいい?冷やす方がいい?
A.温めることによって血行が良くなるため温めるのは効果的です。
血液の循環が良くなり、筋肉への酸素不足による疲労物質の蓄積が解消されることになります。
Q.温シップと冷シップはどちらがいい?
A.温シップには唐辛子の成分が含まれているため温かく感じます。
冷シップは貼った瞬間は冷たく感じますが、長続きはしません。
両方とも、炎症を抑える成分が入っているので温シップでも、冷シップでもどちらでも期待できます。
A.肩こりに伴う頭痛は、筋収縮性頭痛の可能性もあり、肉体的・精神的な疲れが重なると、肩だけではなく頭部の筋肉も血流が悪くなり、頭痛が起こると考えられています。
肩こりの原因は人それぞれです。
まずはあなたの肩こりの原因が何からきているのかをカウンセリングでしっかりと確認し、症状に合わせた施術を行っていますので、まずはお気軽にお問い合わせから出張整体あおばにご連絡ください!