こんにちは!さいたま市近郊で女性専門の出張整体をしています青葉美穂です。
『生理痛』は、女性特有の症状の一つで悩んでいる方も多いと思いますが、私自身も生理痛に悩んでいる一人でもあります。
ではなぜ生理痛が起こるのか原因についてお話します。
女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の役割は、
・子宮内膜を厚くする
・子宮を発育させる
・排卵前に子宮頸管の分泌液を増やして精子を受け入れやすくする
・女らしい丸みのある体をつくる
・乳房がふくらむ
・うるおいのある肌をつくる
・つやのある髪にする
・コレステロールの増加を抑える
・血管を強くする
・骨量を調節する=骨吸収を抑制する
・自律神経の働きを調整する
などの役割があり、女性らしさの為のホルモンです。
エストロゲン(卵胞ホルモン)によって、子宮の内膜が発達し、排卵の準備をします。
排卵後にはプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用によって、受精卵の着床に備えて子宮内膜が厚くなり、基礎体温が上昇します。
プロゲステロン(黄体ホルモン)の役割は、
・子宮内膜を妊娠しやすい状態に整える
・基礎体温を上げる
・眠気をひきおこす
・乳腺を発達させる
・水分をためこむ
などの役割があり、妊娠を継続させるためのホルモンです。
妊娠が成立しなければ、排卵後約2週間で子宮内膜が剥がれ落ちて、その剥がれ落ちたものが外に出るので生理が始まるのです。
このときに、プロスタグランジンという物質が分泌されて、子宮が収縮し生理痛が起こります。
日常生活に支障をきたすほどの生理痛がある場合は、生理痛を強くする原因となる病気が隠れているときがあります。
『子宮筋腫』や『子宮内膜症』です。
生理中の経血の量が多かったり、生理の時以外にも出血があったり、痛みが強すぎて日常生活が送れないほどであれば一度、産婦人科の受診をおススメします。